2012年ヒット商品番付を見て思うこと。
illustrated by えとうまゆ
あー、こんなつもりじゃなかったのに。
仕事中、お菓子食べてたら、いつの間にか「ハッピーターン」1袋空になってたよ。
「とまらないおいしさ!!」ってのは本当だね。
こんばんは。マイピク案内人のノリゴエです。
みなさん、何で「ハッピーターン」という名前なのかご存知ですか?
商品開発時、第一次オイルショック(1973年)で日本全体が不景気だったので、
「幸福(ハッピー」が客に戻ってくる(ターン)ように、って名づけられたそうです。
(Wikipedia情報)
今の日本にも、なかなかぴったりなお菓子だわ!
しかし、1973年頃開発されていたお菓子が、約40年たった今でも
愛されているっていうのは凄いことです。
インターネットも携帯電話も普及してなくて、
1973年と今とでは、生活も、価値観もきっと全然違うのに、同じお菓子を食べている、不思議。
時代に合わせて微調整し、影で支え続けた人がいるってことですよね。
日経MJが発表した2012年ヒット商品番付で、「マルちゃん正麺」が、
ランクインしてましたが、こちらもながーい歴史のある商品。
低迷していた袋麺市場も活気づき、「マルちゃんショック」と呼ばれているそうです。
売り上げが低迷しても、火を絶やさないように、
影でせっせと薪をくべ続けた人がいて、
今年どっかんと炎になって燃え上がったのだなぁ。
思うのは、売り上げが伸び悩もうが、ブームが来ようが、去ろうが、
とにかく、薪をくべるのをやめちゃダメだ、ということ。
あきらめたら、火が消えちゃうから。
つまづいたら、自分の火に集中して、
消えないように、少しずつでも薪をくべ続けたいと思う。
2012年12月11日