仕事だってパス回し

コラム

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illustrated by 鈴木美和

 

梅雨で、気分がブルーになりそうなところを、サムライブルーが吹き飛ばしてくれています。
こんにちはー。マイピク案内人のノリゴエです。

 

惜しかったですねぇ。ザックジャパン。
日曜の朝10時、という試合時間もあったと思いますが、
最高視聴率50.8%だったんですって。(こちら参照
日本人の半分が見てたんですから、すごい計算!

 

翌日のワイドショーでは、
「何であなたは日本戦を見てないのですか?」
という街頭インタビューまでありました。

私は、サッカーにあまり(というか全然)詳しくないのですが、
ワールドカップの時期だけは、日本戦以外もチョコチョコ見ています。
(はい、ミーハーです)

 

1人で何人もごぼう抜きして、ゴーーーール!
なんてシーンがあれば、ど素人の私でも「おお!上手い!」と
分かるのですが、そんな事は滅多になく。

 

たいてい、するするっと ボールが次から次へと
パスでつながれていき、いつの間にかゴール、です。

サッカー通は、このパスつなぎの合間に、
「うぉ!上手い!」
とか声をあげますが、申し訳ないですが、私にはさっぱり分かりません。

 

でも、1つ分かった事もあります。
【1人でボールをずっと持たないで、
すぐにパスでつないでいく】
っていうのは、仕事でも同じだなぁということ。

 

今、イラストレーターさんと、とあるお仕事を進めているのですが、
投げたボール(お仕事)を、
すぐにこちらに届けてくれます。

色塗りまで完璧!というような状態ではなく、
とりあえず、ざっとしたラフ画を送ってくれ「こんなイメージでいいですか?」と。
非常にやりやすいです。
やりとりを繰り返す中で、微調整が出来、修正作業がスムーズです。

 

ふってきた仕事は、
100%の完成度じゃなくて、80%くらいでもいいから、
すぐに投げ返す。

 

1人でゴールまでドリブルするんじゃなくて、
パスをつないでゴールまで持っていく、
あのサッカーのイメージを頭に持っておくと、仕事が進めやすくなる気がしました。

 

長谷部選手が、初戦後のインタビューで語っていた言葉。
「初戦は、自分たちのサッカーを表現できなかった」
表現、って言い回し、かっこいい。
勝ち負けを一歩越えているといいますか。(もちろん勝負第一ですけど)

スポーツ選手の表現で、観客側が学ばせてもらえる事は色々ありますね。

 


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